LB(リミットブレイク)についての記事です。仕様や使い方などの説明や打つロールの優先順位を解説します。
LBとは
LB(LimitBreak: リミットブレイク)はパーティプレイ時に使用可能となり、リミットゲージを消費して使うことができます。
画像はゲージが1本ですが、PT人数やコンテンツに応じて最大3本まで増えます。消費するリミットゲージが多くなるほどより強力なLBを打つことができます。また、リミットゲージはPT内で共有します。
シチュエーション | リミットゲージ本数 |
8人未満PT(ID道中、非戦闘時) | 1本 |
8人未満PT(ボス戦) | 2本 |
8人PT(道中、非戦闘時) | 2本 |
8人PT(ボス戦) | 3本 |
LBの使い方
LBはアクション:リミットブレイクを使用することで打つことができます。
リミットブレイクは「メインコマンド>マイキャラクター>アクションリスト」にある「GENERAL」の中にあります。リミットブレイクアイコンをホットバーやクロスホットバーにセットし、アクションとして使用することができます。
アクションをホットバーまでドラッグするか、サブコマンドからクロスホットバーに登録することができます。
LBの種類・効果
LBは使用するロールによって効果が異なります。
ロール | 効果 |
タンク | 範囲内のPTメンバーにダメージ軽減を付与 |
DPS:近接物理(メレー) | 敵単体に大ダメージ |
DPS:遠隔物理(レンジ) | 前方直線範囲内の敵に大ダメージ |
DPS:遠隔魔法(キャスター) | 指定地点の円形範囲内の敵に大ダメージ |
ヒーラー | 範囲内のPTメンバーを回復。レベル3では蘇生付き |
LB使用時のリミットゲージ量に応じてLBのレベルが変化します。最大はゲージ3本=レベル3となり、レベルが高いほどより威力・効果が高くなります。
DPSに関してはロールによってダメージ量が異なります。比率でメレー:レンジ:キャスター=1 : 0.5 : 0.6 となります。ボス戦など単体の敵にはメレー、雑魚戦等で多数の敵がいる場合はレンジ・キャスターと打ち分けると効果的です。
LBを使うタイミング
DPS:まとめ狩りでの雑魚殲滅やボス戦
IDで複数グループの敵をまとめた際にはレンジやキャスターの範囲LBを打ちます。殲滅速度を上げることで、タンクやヒーラーの負担を軽減できます。
単体のボス戦で、PTにメレーがいる場合はメレーの単体LBを打ちます。メレーがいなければキャスター・レンジが打ちます。
基本的にタンクやヒーラーはLBを打つ場面が限られているため、DPSがLBを打つ場面が多いです。
ヒーラー:パーティが壊滅しそうなとき
高難易度コンテンツなどでLBレベル3が使えるときのみヒーラーLBを打つ選択肢が出てきます。蘇生付きの全体回復により、壊滅しそうな状況でも強制的にPTを立て直すことができます。
LBレベル2以下では蘇生効果はなく回復のみである点には留意しましょう。
タンク:特定のギミックで必要
特定のコンテンツ・ギミックにおいて、タンクLB3を使わないと耐えられない攻撃が来ることがあります。場面としてはかなり限られており一部のコンテンツのみであり、そのようなギミックの直前には大抵LBが強制的に3本溜まる演出があります。
高難易度コンテンツの初期攻略では先のギミックを見るためにタンクLBを使い、強引にギミックを超える目的で使用することもあります。
LBは誰が打つか
基本的にはギミックと相談ですが、ギミックの都合上タンクLBを残さないといけない場面以外ではDPSが打ちます。
ロール毎の優先度は敵の数に応じて変わります。敵が単体であれば近接DPS、複数であればキャスター・レンジが打ちます。
なお、LBの威力はPTメンバーの武器の平均ILに依存しており、同じロールタイプのLBであればPT内ではだれが使っても効果は同じです。よって同ロール内では「衰弱付きの人>装備の弱い人>火力の低い人(ジョブやクロポジの有無等)」の優先度で打つのが理想です。
LBが溜まる条件
・戦闘中
戦闘中は時間経過(3秒ごと)でリミットゲージが溜まっていきます。
ただし、PT内にジョブ重複がある場合はペナルティとしてリミットゲージ2本目以降の溜まりが遅くなります。重複ジョブが多いほどペナルティは大きくなります。
詳しくはこちらが参考になります。
・ナイスヒール
HPが10%以下のプレイヤーに対してヒールを行った際、リミットゲージが増加します。これをナイスヒールと呼びます。
全体回復・単体回復どちらでもナイスヒールは発生しますが、単体回復のほうが1回あたりの上昇量は多いです。その代わり全体回復では人数分のナイスヒール判定があります。
ナイスヒールはヒーラーの回復行動によってのみ発生します。踊り子のヒーリングワルツなど他ロールの回復行動では発生しません。
また、ヒーラーのヒールアクション・アビリティの中でもナイスヒールが発生しないものがあります。
・ナイスバリア(ナイスブロック)
戦闘不能になるはずだったダメージを、バフやバリアの効果により耐えたとき、リミットゲージが増加します。これをナイスバリア(ナイスブロック)と呼びます。
注意点として、ナイスバリアの判定が取れるのはバフのみで、敵の与ダメを下げるリプライザルやアドルなどのデバフは、単体での使用ではナイスバリアの判定を取れません。軽減バフと併用して戦闘不能を防いだ場合にはナイスバリアが取れます。
また、タンクの無敵アビリティも判定が取れず、無敵の効果中にバリアやバフを使っていてもナイスバリア判定は取れません。
・敵のアクション妨害
紅蓮のリベレーター以前のコンテンツでは、敵のアクションを沈黙やスタンで阻止した場合にリミットゲージが上昇する仕様がありました。
漆黒のヴィランズ以降のコンテンツでは廃止された仕様です。