エウレカにおけるエレメンタル補正について、さまざまな要素との関係性をまとめます。
エレメンタル補正とは
エレメンタル補正はエウレカ内において、キャラクターの強さに直結するパラメータです。(通常のコンテンツ同様に、装備のメインステータス/サブステータスも強さに影響します。)
エレメンタル補正はマギアメルダーで確認することができます。(画像左部分)
エレメンタル補正に影響する要素
エレメンタル補正の実数値は以下の影響を受けて変動します。
・EL(エレメンタルレベル)
・マギアボードにセットした魔晶石
・一部装備に付与されるパラメータ:エレメンタル補正
EL(エレメンタルレベル)
エウレカ内でのみ効果を発揮するもので、ELが上がるとエレメンタル補正も上昇します。
エウレカは各エリアごとにELの上限があり、上限をELが超えている場合はレベルシンクが適用されますが、このときELのシンクによりエレメンタル補正もシンクされているようです。マギアメルダーでは元のELや装備状況に沿ったエレメンタル補正が表示されていますが、実際にはシンクにより抑制され、与ダメージ上昇や被ダメージ抑止の効果量にシンクの影響が出ます。おそらくFATEでのELシンクでも同様と思われます。
マギアボード
エウレカのストーリーを進めていくと、マギアボードに魔晶石をセットすることができるようになります。
魔晶石をセットした属性には係数が掛かり、エレメンタル補正が増加します。なおこの係数は、装備によるエレメンタル補正を含まない基礎のエレメンタル補正(ELシンク時はシンク後の値)に対して掛かります。
係数はマギアメルダーで確認でき、エレメンタル補正の値部分にカッコ書きで(+100%)と表示されています。
魔晶石の数に応じて、係数は以下の通り変化します。なお、魔晶石は各属性最大5個が上限です。
魔晶石の数 | 係数 |
1個 | +28% |
2個 | +52% |
3個 | +72% |
4個 | +88% |
5個 | +100% |
装備によるエレメンタル補正
特定の装備にはエウレカ専用効果としてエレメンタル補正が付与されているものがあります。
部位ごとのエレメンタル補正は以下の通りです。すべて揃えると合計で +871 となります。EL60時の素の値が 1779 なので、全身揃えると与ダメ/被ダメがかなり変わってきます。
装備部位 | エレメンタル補正 |
武器 | +348 |
頭/手/足 | +131 |
胴/脚 | +87 |
これらの装備はエウレカ内での武器強化クエストを進める必要があります。詳細な強化手順などについては以下の記事にまとめています。
エレメンタル補正の算出
マギアメルダーでエレメンタル補正の数字を確認することはできるのですが、マギアメルダーではELシンクの状況が考慮されていません。
例えばEL60のキャラクターがエウレカ:アネモス帯に突入すると、コンテンツ内ではEL20にシンクされます。この状態でマギアメルダーを確認しても、EL60の状態のエレメンタル補正が見える状態ですが、実際のダメージ計算ではこの値そのままが使われているわけではありません。
シンクを考慮した上でのエレメンタル補正は以下のように算出されます。
(シンク後ELのエレメンタル補正基礎値 × マギアボードによる係数) + 装備のエレメンタル補正
ポイントとしては、ELシンクの計算が先で、装備のエレメンタル補正が最後に足されることです。通常のIDやFATEなどのコンテンツでは装備に対してもILシンクがかかるため、予想とは違うところになると思います。
装備のエレメンタル補正には一切のシンクが掛からないため、アネモス帯やパゴス帯などエレメンタル補正の基礎値が低いエリアでは、装備のエレメンタル補正による影響が大きくなります。
エレメンタル補正の上限
シンク要素とは別に、エレメンタル補正の上限という概念があります。
上限が設定されているのは計算後の値であり、装備やマギアボードによりエレメンタル補正が一定の数値に到達すると、それ以上はエレメンタル補正による効果が得られなくなります。
ある検証によると上限値は敵のELに依存しており、極端にプレイヤーのエレメンタル補正が高い場合は、エレメンタル補正の変化がダメージ量に影響を与えなくなるそうです。
例えばアネモス帯の場合、EL15の敵に対してはエレメンタル補正624が上限という検証結果もあります。この上限は装備のエレメンタル補正があれば確保できる数字であり、装備が整っているとマギアボードによるエレメンタル補正の上昇効果は切り捨てられてしまうことになります。
上限に到達する状況の場合、必要以上にマギアボードによるエレメンタル補正を掛ける必要がなくなるので、魔晶石の割り振りを調整する余地が出てきたり、マギアボードの回転が不要になったりします。