募集文などでは「下限」「下限IL」と表記されることが多い「下限アイテムレベルでの参加」について解説します。
「下限アイテムレベルでの参加」とは
そのコンテンツに突入することのできるギリギリの(下限の)装備アイテムレベルに落としてコンテンツを攻略することをいいます。
下限アイテムレベルはコンテンツごとに決まっており、コンテンツファインダーのコンテンツ情報から確認できる「参加条件」にある「平均アイテムレベル」がそれにあたります。
ゲーム内ではコンテンツファインダー(CF)での申請前に設定できます。
CFウィンドウ左上の歯車アイコンを押下
「下限アイテムレベルでの参加」にチェック
通常のコンテンツ参加との違い
通常、コンテンツに参加する場合は「レベルシンク」と「アイテムレベルシンク」がかかった状態になります。(※コンテンツごとのレベル上限、アイテムレベル上限を超えている場合のみ)
「レベルシンク」はプレイヤーキャラクターのジョブやクラスのレベルに対してシンクがかけられることをいいます。例えば真イフリート討滅戦ではジョブ・クラスレベルが 50 を超えている場合、レベルが50に下げられます。これにより、キャラクターのステータスがレベル50相当に下げられ、アクションもレベル50までのものしか使えない状態になります。
「アイテムレベルシンク」はキャラクターが装備している装備品のアイテムレベル(IL)に対してシンクがかけられることをいいます。真イフリート討滅戦の例ではコンテンツ自体にILシンクの記述がないため、ILシンクはレベル50時点の最高ILであるIL135に下げられます。
※コンテンツによっては個別にILシンクがかけられている場合があります。その場合はILシンクで指定されているILまで性能が下げられます。
つまり、通常のコンテンツ参加では、コンテンツごとに設けられた上限レベル・上限ILで突入することが可能ですが、「下限アイテムレベルでの参加」を行うと装備のILが制限された状態でコンテンツ攻略を行うことになります。
例えば真イフリート討滅戦では上限IL135で攻略できるところを、下限IL49で攻略に挑戦することになります。
ILが下がるということは最大HPや攻撃力、防御力などのあらゆるステータスが下がった状態になるため、コンテンツ攻略の難易度がアップします。よくいわれるのは「装備が整っていない実装当時の難易度を体験できる※」ので、チャレンジの意味合いでこの下限ILでの参加をすることがあります。
※実装当時でも新式やトークン装備など下限ILを超える装備群は存在していたため、厳密にいえば実装当時よりも過酷です。ただし、デノミやジョブなどの各種調整によりコンテンツ自体の難易度が相対的に変化している部分もあるため、必ずしもこの限りではありません。
以上、下限アイテムレベルでの参加について解説しました。
システム的なメリットはありませんので、難易度を上げて挑戦するやり込み的な意味合いが強くなります。仲間と一緒に挑戦すると、普段とは違った楽しみが味わえるかもしれません。