フロントラインにおけるおすすめジョブとそのジョブの解説です。
レベルキャップ開放によりレベリングでフロントラインに通うようになった人も多いかと思います。
フロントラインでは突入時のジョブに経験値が振り分けられるので、コンテンツ内に入った後は自由にジョブ変更ができます。負けるよりも勝った方が獲得経験値も多いので、せっかくなら強いジョブで勝利を狙った方がお得です。
本記事はフロントラインのみを評価の対象としており、その他のPvPコンテンツは考慮に入れておりません。
おすすめ度：★★★
暗黒騎士
バーストの合図に合わせて敵集団へプランジカットで切り込み、ソルトアース→ソルト・アンド・ダークによる範囲引き寄せ＋バインドで敵を集め、範囲攻撃でのバーストを当てやすくする立ち回りが非常に強力です。
フロントラインでは足止めやDoTなどのHP削り、トドメでキルに貢献することで戦意高揚のバフが付き、与ダメ上昇などの効果が得られます。範囲攻撃のバーストで複数キルをとっていくことで、複数のアライアンスメンバーの戦意高揚バフを一気に上昇させることができます。この動きに関与し、貢献しやすいジョブをおすすめジョブ上位として紹介しています。（最初なので少し丁寧に解説を入れました）
また、シャドウブリンガーは射程が10mと長めで連発もできるので、逃げ遅れた敵を追撃しやすいのも個人的に扱いやすいポイントだと思います。
戦士
範囲スタンをばら撒くことのできるプライマルレンドが強力です。PvE同様に飛び掛かりながら攻撃するので、暗黒騎士同様にバーストの起点を作ることができます。暗黒騎士のように範囲の敵を集めることはできないものの、敵の集団に打ち込めればそのデメリットは気にならないですし、何よりスタンによる防御・回復行動を阻害することができるのが強みです。
また、LBの原初の怒号は敵の防御を解除し、防御付加のデバフを付与します。プライマルレンドから繋げて打つことができればさらにキルのチャンスを作ることができます。原初の怒号自体にはプライマルレンドの威力上昇効果があるので、妨害よりもキル性能が必要な場面では怒号→プライマルレンドの順で打ちましょう。
敵集団に切り込んだ後は原初の血気（バリア＋HP吸収）→カオティックサイクロンで生存率を上げることができます。敵の妨害が終われば戦士の仕事は9割方終わったも同然なので、次のバーストに備えて生還することを意識しましょう。
ブロートの引き寄せで睨み合い中に飛び出てきた近接を狩ることができるので、細かい点数を稼ぎやすいのも良いところです。
竜騎士
LBスカイシャッターによる範囲攻撃が強力です。暗黒騎士や戦士の妨害に合わせて着地できるよう打ち始めましょう。
LBが溜まっていない間もゲイルスコルグやナーストレンド、天竜点睛で範囲バーストに参加することができるので、戦意高揚バフをつけやすいです。
もともと耐久力が高いこともありますが、イルーシブジャンプにスプリントの効果がついており、全力疾走しながら快気で回復できるため生存率が結構高いです。ホリッドロア＋防御で疑似タンクのような動きもできます。
踊り子
LBのコントラダンスが非常に強力で、敵の動きを最長4秒間止めることができます。暗黒騎士や戦士の動きに合わせて、バースト開始直前に相手の防御を崩すために打ちます。効果範囲が15mと広めで、防御崩しと同時に敵の反撃も抑えることができます。
似たような効果をリーパーも持っていますが、あちらは2秒間と短めの効果時間なので評価を分けました。
おすすめ度：★★☆
白魔道士
LBハート・オブ・バーゲーションの範囲スタンが強力です。
かつて対人周りの大改修が行われて現在のような全員DPS仕様のPvPに生まれ変わったのですが、当初は白魔道士が強すぎて敵味方問わず参加者の8割が白魔道士、という状況になるほどでした。すぐにナーフされてしまいましたが、それでもなお遠隔の範囲スタンは強力で、同時に範囲回復をばら撒いたりと攻防一体の立ち回りはPTメンバーの耐久力を底上げしてくれます。
リーパー
踊り子ほどではありませんが、LBレルーム・テネブレーによる妨害効果が強力です。
アライアンスに複数の暗黒騎士・戦士がいた場合はバーストの回転率に追いつかせる意味で選出できると強いです。
侍
必殺剣・地天→LB斬鉄剣による一撃必殺が強力です。ただし斬鉄剣は直線の突進技なので、打ったはいいものの戻ってこれない、ということが多いので注意です。また、敵のHPがバリアで伸びている場合は一撃で倒すことができなくなります。7.0からは範囲バリアをばら撒くピクトマンサーが追加されたので、7.0現在は残念ながら全盛期ほどの強さはありません。
必殺剣・地天によるデバフをばら撒くことで一撃必殺をちらつかせることができるので、相手のバーストを抑止する効果が期待できます。
おすすめ度：★☆☆
占星術師
サポート性能に長けており、マクロコスモスによる全体ヒール、LB星河一天による与ダメ30%上昇、各種カードによる支援（与ダメ10%↑、被ダメ10%↓、攻撃間隔10%短縮）、グラビラによる足止め効果など多彩です。
ナイト
LBファランクスで被ダメ33％カットのバフをPTメンバーにばら撒いたり、ガーディアンで対象の被ダメを肩代わりしたりとPTメンバーを守る性能に長けています。
特にフロントラインでは戦意高揚のPTメンバーを守ることのできるガーディアンが重宝します。
過去の調整で火力面も上方修正が入っており、特に短所らしいところがないため初心者にはおすすめのジョブです。
ピクトマンサー
テンペラグラッサによりPTメンバーに範囲バリアを付与することができます。これにより侍の一撃必殺斬鉄剣を耐えることができるようになるので、フロントラインでのパワーバランスが変わりました。
フロントラインでのキャスターといえば召喚士をよく見かけていましたが、召喚士と比べるとピクトマンサーは与えるダメージに下降補正がかかっていない点が強みです。
公式サイトより引用
絵を描く時間が必要ですが、強力なアビリティをコンスタントに打つことができ、ブラックコメットと合わせてバーストに参加しやすいのがポイントです。
そのほかのジョブについて
フロントラインにおいては範囲攻撃によるバーストの合わせやすさやCCの有無が重要となり、それらを持ち合わせないジョブは他ジョブと比べると見劣りしてしまいます。
例えば、タンクの中ではLBによる範囲攻撃に優れるガンブレイカーですが、近接で範囲攻撃をしたいならゲイルスコルグも打てる竜騎士に軍配が上がりますし、ソルトアースやプライマルレンドのようなCCスキルも持っていません。
フロントラインでの強さだけを見ると、○○を出すくらいなら□□を出した方が強い、ということがあるのが現状で、ここまでに紹介しなかったジョブはいずれもそういったジョブであり、おすすめできるジョブからは外れてしまうかなというのが私個人の考えです。もちろん今後の調整次第ではこのバランスが変わってくることはあり得ます。
ただ、ここまでに出てこなかったジョブでも、個人的にはおすすめできるジョブがあるので紹介していきます。
黒魔道士
フロントラインTier談義ではあまり語られることのない黒魔道士ですが、戦意高揚をつけやすいので個人的にはおすすめです。
アストラルファイア＋ヒートショックでDoTのばら撒き、チャージ時間60秒と回転の速いLBでフレア連発していくことでキルに関与しやすいことが強みです。
ピクトマンサー同様に与ダメの下降補正がかかっておらず、高揚さえついてしまえばキルもとれるようになってくるので、高揚が溜まってくると止まりづらいです。
ただしキャスターなので耐久力は低いです。バーストによるバリアをこまめに張って死なないように立ち回りましょう。エーテリアルステップと合わせると無詠唱でバリアを張れます。
賢者
氷を殴っている間や中央高台を取り合っているときなどにLBメソテースで敵のバーストを防ぐことができます。ただし効果範囲はPTメンバーのみで、他アライアンスには効果がありません。
特に最近は氷殴り中にバーストを仕掛けられることが多くなってきているので、相手のバーストを賢者のLB一発でスカせることができれば大きなアドバンテージになり得ます。
ただしこちらも耐久力が低いのが難点。猛攻降り注ぐ戦線まで赴いてLBを置きに行くのは結構リスキーではあります。
