パッチ7.05時点でのナイトのスキル回しについて紹介・解説します。
バーストスキル回し
単純な威力で考えたとき、ファイトオアフライト(FoF)中に打つべきスキルの優先順位は以下です。
- インペラトル→ブレードコンボ
- ゴアブレード
- グラブカッマー(ロイエコンボ3段目)
- 強化ホーリースピリット(条件:神聖魔法効果アップ効果中)
- ゲベート(ロイエコンボ2段目)
- ロイヤルアソリティ/ロイエ
- ライオットソード
- ファストブレード
ブレードコンボ、ゴアブレードは1分周期で実行可能になる上、最も優先順位が高いため絶対に打つべきスキルです。これらをFoF中に打った後、残りFoF効果時間中に実行できるのは3GCDです。ここにいかに火力の高いスキルを入れることができるか、が火力に影響します。
これを難しくしているのが、ナイトはコンボやバーストスキルの数の関係で、1分、2分といった単位でスキル回しが一巡しない点です。何も考えずコンボを続けていると、FoF(バースト)実行のタイミングでコンボの進み具合が毎回違うのです。実際にスキル回しを続けてみると、7分経過時点でようやく一番最初と同じスキル回しに返ってきます。
このためスキル回しを調整して、前述のFoF中残り3GCDに高威力のスキルを意図的に集める必要があります。
理想は威力の高い ゲベート→グラブカッマー→強化ホリスピ を打つことではありますが、実際にはコンボを途中で切り上げたり、ロイエコンボを捨てたりしないとFoFの3GCDに上記3スキルを入れることはできません。パッチ7.05以降はロイエコンボの威力が上がっており、バースト調整のためにロイエコンボを捨てることは火力を落とすこととなり本末転倒です。
総合的に考慮して、以下のスキル回し調整をすることで火力を大きく落とさず、バーストに高威力スキルを合わせられるようになります。
FoFのリキャストが戻る5秒前、打っているスキルが
・ロイヤルアソリティ以降のスキル→ファストブレードに戻り、ライオットソードを打ってFoF
・それ以外→そのままコンボを続け、FoFバーストに入る
後者は何も難しいことはありません。
前者についてですが、ロイヤルアソリティを打った後ということは、ロイエ/ゲベート/グラブカッマー実行可のいずれかが付与されている状態ということになるはずです。ロイエコンボは通常のコンボとは異なりバフ状態でコンボが進んでいくため、ファストブレードやライオットソードを打ってもコンボ継続が解除されません。
例えばFoFのリキャストが戻る5秒前、ゲヘート(ロイエ2段目)を打っていたとします。その時点でグラブカッマー実行可が付与されている状態ですが、その後ファストブレード、ライオットソードを打ってもグラブカッマー実行可は解除されず、そのままFoFからのバーストを始めることができます。そしてブレードコンボ、ゴアブレードを打った後に残り3GCDで打つのはグラブカッマー→強化ホリスピ→ロイヤルアソリティというようになります。
通常時のスキル回し
パッチ7.0の調整により、ゲベート/グラブカッマーが実装され、ロイエコンボの総威力が上昇しました。
パッチ6.Xでは通常コンボ→ロイエの平均威力が通常のホーリースピリットよりも威力が低かったため、あふれるMPをすべてホリスピに変換することで火力を上げる、ということをしていましたが、上記ロイエの調整でこれが不要になりました。あれはあれで今よりはきれいなスキル回しではあったのですが、コンボ2巡中にホリスピを一定回数打つ、というスキル回し調整があったため「今ホリスピ何回打ったっけ?」ということが起こりがちでした。
パッチ7.05現在は難しい調整をせず、光っているボタンを順に押していくだけでよいです。気を付けなければならないのは前述のFoF5秒前のみです。
とはいえ、ボスから離れる必要のある際はホリスピを打ちます。コンボの平均威力(430)よりは低い(通常ホリスピ=400)ですが、シールドロブ(100)を打つよりは断然威力がでます。
ナイトの接近技(インターヴィーン)は暗黒騎士・ガンブレイカーと違って威力が残っているので、極力バーストに回します。FoF以外で打つことによるロスは威力37.5程で、PTバフが載ればそれ以上と考えると、ホリスピを打ちながらでも走って戻った方がよい場面は多そうです。