シナジースキル、シナジー合わせ … etc. FF14をプレイしていて一度は耳にしたことであろうシナジー。
『しなじーなにそれおいしいの』って方に向けて、シナジーは何が嬉しいのか、具体的にどう合わせるのかを解説します。
言葉の定義
まずは言葉のお勉強です。シナジーとは相乗効果を意味し、Wikipedia先生によると以下の通りです。
相乗効果(そうじょうこうか、シナジー、英: synergy)とは、ある要素が他の要素と合わさる事によって単体で得られる以上の結果を上げること。 相乗効果により、全体の効率化が発揮される。
FF14においてはバフと呼ばれるステータス強化スキルを駆使し、このシナジーを生み出すことを狙います。
FF14におけるシナジー
前提として、基本的にバフの上昇効果はステータスや技の威力に対する積算が行われます。この性質により、複数のバフは個別に使用するより、重ねて同時に使用する方がより大きな効果を得られます。
シンプルな具体例で確認しましょう。次のようなバフがあったとします。
- 次の技の威力を30%上昇させる
- 次の技の威力を50%上昇させる
極端な例ですが、イメージはモンクの紅蓮の極意や忍者のぶんどるが近いです。
ベースとなる技の威力は100として、パターン①スキルを個別に使用 と パターン②スキルを重ねて使用 した場合、それぞれの総威力を計算してみます。
パターン①スキルを個別に使用
( 100 x 1.3 ) + ( 100 x 1.5 ) = 280
パターン②スキルを重ねて使用
( 100 x 1.3 x 1.5 ) + 100 = ( 100 x 1.95 ) + 100 = 295
パターン②スキルを重ねて使用した方が合計威力は高くなっています。レイドなどのPT戦においては、複数のバフをいかに重ねて同時に使用するかが総火力を上げる要となります。
シナジー合わせ
パッチ6.15現在、基本的にバフはリキャスト毎に使用することで、PTメンバーのバフとのタイミングが噛み合うようにバトル設計されています。
以前はジョブ毎のバフスキルリキャストが30s, 60s, 90s, 120sとバラついていた為に、90sスキルの使用タイミングをずらす、といった調整をすることでより大きなシナジーを得ることができていました。
現状全てのバフは 60s or 120s に統一されているため、あまり難しく考えずとも戦闘開幕のバーストさえ揃えれば、自然とシナジーが生まれることになります。強いていうのであれば、PTメンバーを強化するスキルは120s周期で発動することになるため、このタイミングに瞬間火力をより高めるために突進系等のスタックスキルを温存しておく、2回目以降の薬を使用するタイミングを次の120sバーストまで後ろ倒す、と言った工夫はできます。
ただし、薬使用を後ろ倒しする場合は戦闘中の総使用回数が減ってしまわないよう注意しましょう。戦闘が長引いて薬の使用回数が減ってしまうくらいなら60sバーストに合わせるなどの調整をした方が良いでしょう。
以上、シナジーについての解説でした。
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