FF14は世界各国に展開しており、様々な言語設定が利用可能です。
実はゲーム中に出てくる文章は、言語設定によって異なる文章が書かれていることが多くあります。中でもアイテムのフレーバーテキストは遊び心満載なので、いくつか面白いものをご紹介します。
今回は復興用シリーズです。イシュガルド復興で扱う専用アイテム群で、私が『英語のフレーバーテキスト面白い!』と思うきっかけになったものたちです。
第四次復興用のホウキ
訳:「床を掃除する」と主張する戦闘員とその対戦相手は、代わりにこのほうきを試すべきだ。床は清潔になり、暴力も無くなるので一石二鳥だ。
第四次復興用のグロースフォーミュラ
訳:エレゼンの驚くべき高身長は、幼い頃から朝食のお粥に入れられたグロースフォーミュラの投与量によるものだ、という噂がある。この効果を実証すべく、被験者に喜んで名乗りを挙げたララフェルに実験を行うも、お粥への不自然な嫌悪感を除いてまだ成果は出ていない。
第四次復興用の特注ソルベ
訳:この甘いおやつの準備には多くの注意と努力が払われたが、フルーツジュースを30分ほど冷たいイシュガルドの空気に晒しておくことで簡単に同じものができた。
第四次復興用の特注アストロスコープ
訳:このような装置は、露天風呂の方向を向いていることがよくあります。 これは、「天体の観察」という本来の目的の文字と一致しています。
→「天体の観察」という本来の目的の文字と一致しています。
日本語訳すると後半の一文が何を言っているのか分かりづらいので解説すると、『天体の観察』は英語表記で“the observation of heavenly bodies.”と表現されています。heavenlyには天という意味の他に素晴らしいという意味もあり、つまりは天体とも素晴らしい体とも読めるので、露天風呂に入る人の体にかけたわけですねhaha.
第四次復興用の焜炉
訳:時々、「彼女はオーブンにパンを持っている」というフレーズは、文字通りに解釈されることを意味します。実際には、 この一般的なことわざは、あらゆる種類の陽気な誤解を招きました。 特に問題の女性が自分のパンを焼くのが好きな場合。
正直、ちょっと何言ってるかわからないですよね。もしかしたらわからないままでもいいのかもしれません。とてもじゃないですがここでは説明できません。特注アストロスコープの比ではないです。
どうしても気になるという方は原文を確認してみてください。画像上の見出しが海外版エオルゼアDBへのリンクになっています。
ヒント:誤解の原因はbunの発音
海外版おもしろフレーバーテキスト・復興用シリーズは以上となります。
今回紹介した復興用アイテムはどれも日本語版だと『イシュガルド復興用資材』と記載されているのみなので、海外版を見た時は結構衝撃的でした。私のお気に入りはグロースフォーミュラです。
紹介したのは本当に極一部ですので、興味のある方はエオルゼアデータベースに足を運んでみてはいかがでしょうか。
かなりこだわってテキストを作り込んでいることが窺えるので、ものによっては世界観の掘り下げに繋がるものもあったりなかったり。
また気が向いたらvol.2, vol.3と続編をやるかもしれません。
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